愛知県千種区の由緒あるお寺「桃巌寺」のお話です。
このお寺は織田信長の父・信秀の菩提寺という由緒あるお寺であり、信秀のお墓もある。
さらに、「名古屋大仏」なる全身グリーンの派手な10メートルの大仏さまも安置されている。
しかし、それだけではないことを知っていますか?
山門を入ってすぐ、車両乗入禁止の看板が目に入る。
「山門が狭く樹木も傷むし」ってつぶやきかと思う看板に、普通ではない感じが漂う。
左手には織田信秀のお墓が! こんな由緒あるお寺に変な期待はしては失礼と思いながらも、すぐに期待に応える光景を目の当たりにすることになる。
本堂に向かう途中の脇のお地蔵さま。
どんな由緒があるかは知らないが、男根が左右に彫られたお地蔵さまは初見。
このお寺、期待を裏切らない!
本堂脇に鐘がぶら下がっており、「御用の方はこの鐘を二回鳴らしてください」と書かれてある。
言われるがままに鐘を鳴らしたところ、かなり大きな音に少し恥ずかしくなる。
しばらくすると、本堂から到底住職とは思えないジャージ姿のおっちゃんが出てきた。
本堂はカビ臭い感じで拝観料1000円。
「珍しい眠り弁天が見られる」と諭されるも
本音を言えば眠り弁天よりも、何かありそうな胡散臭さに引き寄せられて行ったのだった。
2015.09.07 探偵ファイル投稿