帝国興信所に行方調査を依頼して後悔しているケース
未だに行方がわからない
松本将利(まつもと まさよし)さん
2017年6月末
Twitterやフェイスブック、TV番組でも取り上げられたことがあり
記憶にある方もいるやもしれません。
どうやら行方がわからなくなって
親御さんが探偵興信所に早い段階から依頼されていたようですね。
擁護するわけではないですが
料金面に関しては探偵あるあるです。
50万~100万円の着手金+成功報酬50万(税別)
成功報酬は
探偵が見つけても、自分で帰ってきても、警察に保護されても
生死問わず発生します。
全てではないですが、探偵社の行方調査の料金に関して
よくあるパターンなので、理不尽だと呆然とするなら
他の探偵社にも相談してせめて相見積もりをとるべきです。
チラシ等の回収の手間暇や後始末の費用も考えると
成功報酬といっても経費に消えます。
何もしないお粗末探偵や興信所なら話は別です。
ただ、その後の調査の内容については
不誠実だったのではないかと感じますね。
この依頼された方の言い分を見ると。
行方調査は初動が大きいものです。
2週間~1ヶ月の間に
持ち物や部屋等の確認
情報収集
聞き込み
チラシ作成、配布
など
を行い、待ちの体制を取りつつ情報収集は続けるものです。
パソコンのデータ解析は1~2週間、繁忙期なら1~2ヶ月程度はかかることもある。
携帯電話のパスワードが不明で解除できず、すぐに通話明細などを取り付けるのは妥当な判断
それをもとに 電話をされた知り合いが通話明細を渡した1ヶ月後くらいに
さっき行方不明を知ったと依頼された方に連絡するという遅さは致命的。
進捗報告も無くなり半年後に依頼された方がしびれを切らせて
返金の要求を求めるに至る経緯はお気の毒です。
この行方調査を受けた興信所の落ち度
・期限を切っていないのが不誠実
(むしろ契約書内容次第では探偵業法違反か)
・見つからないなりに初動の報告書を提出していない
(突かれてしぶしぶ作成提出)
・半年近く進捗報告もなく放置した
粗末な調査と報告であったなら実働があったことを前提に
50%の返金を求められた時点で
40~50%の返金に応じる交渉があってもよかったと思える。
ネットでの拡散から失踪者捜索のテレビ番組の話が依頼された方にきて
飛び火して問題が明るみに出るとマズイと思ったのか
返金に応じたものの
30%をうやむやにしてさらに20%で済ませたのは
恨みを買うやり方である。
話の流れをみると、本社対応したのが代表取締役のような気がしますが
その上司、たちばな氏は調査員が嘘で演じたのかオーナーが別にいるのか
謎のままですね。
こじれた結果、95%返金を求めたいようです。
感情的にはわかりますが現実的ではないでしょう。
期限をきっていないのに半年も進捗状況の連絡がないなら
消費者センターに相談すると良いでしょう。
まともじゃない探偵なら必ず嫌がります。
何はともあれもう1年以上が経ちます。
早く見つかるといいですね。